■窓ガラスクリーニングに専用洗剤は不要です。
スーパーや雑貨屋では「窓ガラス用」の洗剤が売られていますが、本当は窓ガラスクリーニングに専用洗剤は不要なんです。次の要領でやってみてください。びっくりするほどキレイになりますよ。
<湿り拭き>
それでは家庭で行なう窓ガラスクリーニングの仕方をお話します。
普通のお宅でしたら、きれいな濡れ雑巾(タオル)で拭いて、その後固く絞った雑巾(タオル)で拭き上げれば大丈夫です。
この場合1回目の濡れ雑巾で拭いた後、完全に乾ききらないうちに、次の仕上げを行なうことが大事です。
それでは固く絞った雑巾(タオル)とはどれくらい固く絞れば良いでしょうか?それは力いっぱい絞った雑巾(タオル)のことです。(笑)実はこれは、普通に絞った雑巾(タオル)に、乾いたものを重ねて絞ると楽にできます。
(業界用語ではこれを「しめ(湿)り拭き」といいます。)
<油汚れ>
油などで汚れている、台所周りの窓ガラスをクリーニングする場合は洗剤を使います。この場合の洗剤は何でも構いません。
(こびり付いた油などがある場合は、刃物でこそぎ落とすのですがこれはまた別の機会にしたいと思います。)
洗剤をスポンジにつけて油汚れを落とします。汚れが落ちれば後は普通のガラスと同じです。もし、凹凸のある曇りガラスの場合には、タワシを使うと大変効果的です。洗剤で浮いた汚れを、水で洗い流せると仕上げも楽ですね。
<不織布>
さて、タオルで拭いても糸が残ったりして、あまりすっきりとは仕上がらない経験をされた方も多いと思います。そこで誰でもがプロ並にきれいにできる方法があります。それは最後の仕上げに、マイクロクロスという「不織布」を使って湿り拭きを行なうのです。
これは大変きれいに仕上がります。カガミやステンレスなどにも使えますので是非お試しください。(不織布は最近どこでも売っています。トレシー等の眼鏡拭きと同様の布です。)
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