クリーニングで可能なのか、張り替え及び塗装などが必要なのか?といった判断は「素材」に基づきます。
<天井>
一般的に素材は「ボード」です。この場合にはクリーニング後の塗装、又はヤニが出てこないように下地処理した後に塗装致します。
もしボードでなく「パネル」状のものであれば、クリーニングで可能です。
天井には、照明器具や空調室内機があります。これらのクリーニングも必要となります。空調機はフィルターだけではなく「フィン」や「ドレンパン」の洗浄も必要です。
<壁>
塗装・クロス張り・パネル壁などの種類があります。
塗装も良い状態であればクリーニングも可能ですが、清掃後に塗装をすることも充分考えられます。
ビニールクロスもクリーニングできる場合がありますが、喫煙室だと張り替えた方が良いと思われます。
<窓ガラス>
ガラス・サッシ・ブラインド。これらは全てクリーニングが可能です。
(ブラインドはバーチカルかホリゾンタルかが判ると良いのですが)
<床>
ハード床・ソフト床。
つまり、カーペットか否かということですが、どちらもクリーニング可能です。
しかし、カーペットの場合、程度によっては新規に更新した方が良い場合もあります。
<什器>
スチール製ならばクリーニングで充分です。
ソファやチェアの布製品もクリーニングできます。
上記のようなことを行なえば、臭いが残っても市販の消臭剤で充分まかなえると思います。
費用についてですが、このように、概算の見積もりをするにしても考慮すべき点が多いので、一概にはお答えできません。
もし実際に業者に費用について相談する場合には、「全体と各部位の写真」を用意しておくことをオススメします。写真が無くて見積もる場合には、一番簡単な場合と一番困難な場合を想定して算出することになると思います。
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