洗面ボウルにも本当にたくさんの種類があって、迷ってしまいますね。 お問い合わせの件、お答えいたします。
まず、@のホーローについてですが、長所は掃除が大変ラクな点と耐久性に優れている点です。反面、物を落とすと、表面のホーローが欠ける恐れがあります。また、ホーローのボウルを採用しているメーカーが少なく選択肢が少ないことも残念ですね。価格はタカラのスーリアというシリーズの75センチタイプで、53,500円からミカドのDLEDシリーズの75センチタイプで、68,100円から などがあります。
次にAの陶器についてですが、長所は色や水栓金具のバリエーションが多く、各社から様々なプランが出ていることが挙げられます。また、最近では汚れ防止加工の施された陶器もあり、お手入れもとてもラクになっています。短所はやはり『割れ物』のため、硬いものを落としたりすると、ヒビが入ったり割れたりする可能性があるという点ですね。価格はINAXのオフトというシリーズの75センチタイプで、79,000円からTOTOのオーバルというシリーズの75センチタイプで、65,100円から などがあります。
最後にBの人工大理石ですが、現在は主流のため、大変種類も多く選びやすくなっていますが、ご指摘のように傷に弱いです。ただ、お手入れ性やデザイン性に優れており、傷に弱いと言っても私どもの実績からも、傷に関するクレームはほとんどありませんので、それほど気にする必要はないようです。硬いものを落とした時にも、ホーローや陶器よりも優れた対衝撃性を持っています。価格はINAXのクラリスUというシリーズの75センチタイプで162,000円からTOTOのコンポーネント・Jシリーズの75センチタイプで160,000円から などとなっています。いずれにしましても、実際に見て、触って確認することがなによりも大切です。各社ショールームへお出かけになるか、お近くの業者さんのカットサンプルで、感触をお確かめください。
朝の支度が楽しくなるような、気持ちのいい洗面台を見つけられることをお祈りいたします。
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